2025/02/05 21:54
コオロギは、日本の文化や生活に深く根ざした昆虫です。その歴史を振り返ると、古代から現代まで多様な関わりが見えてきます。
文学とコオロギ
奈良時代から平安時代にかけて、コオロギの鳴き声は和歌や詩歌に詠まれ、秋の風物詩として親しまれてきました。当時、和歌に用いられていた「キリギリス」という言葉はコオロギを指しており、その音色は人々の情緒を豊かに彩っていたのではないかといわれています。
江戸時代 鳴く虫を楽しむ文化
江戸時代には、コオロギをはじめとする「鳴く虫」を鑑賞する文化が広まりました。「虫売り」と呼ばれる商人が街中で虫を販売し、その音色を楽しむことが庶民の娯楽として定着していました。特に秋の夜長、虫の音を聞きながら過ごす風情は、当時の人々にとって格別なものでした。
近代以降 昆虫食とコオロギ
大正時代には、農商務省の昆虫学者・三宅恒方によって、食用・薬用昆虫の全国的な調査が行われ、コオロギもその対象となりました。
しかし、昭和に入ると食生活の変化や農薬の普及により、昆虫食の文化は一時衰退しました。持続可能な食材としての注目
近年、コオロギは高タンパクで環境負荷の低い食材として再評価されています。食糧問題や環境問題への解決策の一つとして、コオロギを活用した食品開発が進められています。
Lacolidとコオロギの育成
弊社が位置する青森県は、世界遺産の白神山地や神秘的な十和田湖など、豊かな自然環境に恵まれています。
↑青森県 奥入瀬渓流
ペットの健康を守るため、弊社のコオロギを一度試してみてはいかがですか。